導入事例 Agra Vシリーズを適用し、効果を上げたお客様の事例をご紹介いたします。

経営情報統合基盤構築

株式会社シーアールイー様

AGRAを導入することで数日かかる各部署からの情報
収集が速やかに終わり、経営判断の迅速化に貢献

株式会社シーアールイー

株式会社シーアールイー様は、主に物流施設の賃貸、管理、開発、仲介、及び投資助言を行う、不動産業の大手企業様です。関東近県を中心に全国に渡り、プロパティマネジメント 286棟、マスターリース 1,189棟もの物件を管理、運用されています。
2009年12月の創立以来、事業譲受やM&Aを経た際の、それぞれの企業に散在していた大規模なデータをどのようにして経営資源に変えることができたのでしょうか? 成功の秘訣は?
AGRAの導入運用ご担当者様である、執行役員の山本岳至様、経営企画本部の上遠野知則様と今村啓一郎様にお話を伺いました。

  • ※プロパティマネジメント:受託不動産の経営を全面的にサポートする
  • ※マスターリース:土地・建物のオーナー様から倉庫などの事業用物件を一括借り上げし、賃貸保証・運営等のサービスを提供する

『現状の運用を変えず、マスターデータを統合し、更にそれを経営、事業戦略に使いたいという課題がありました。』

AGRAを導入した経緯

アグラ:AGRAの導入に当たっては、どのような観点でご選択されたのでしょうか?

山本様:まずシステムの検討以前に、企業として成長して行く為には現状の散在しているデータを経営資源として活用すべき、という結論に至りました。
2013年にM&Aに伴う基幹システムの統合が終了しましたが、その際、各社に蓄えられていたデータを統合するという大きな課題もありました。
更に今後、不動産管理事業をコアにしてその周辺のビジネスを拡大する前提で、どういうシステムを導入すべきなのか。つまり、巨大なシステムを導入してそこに運用を寄せていくのか、今あるシステムをそのままで、かつアーカイブされたデータの活用を行うのかを検討した結果、AGRAを採用しました。

『現状の運用や業務ソフトウエアを変えずに、スモールスタート。現場の担当者には全く負担が掛からず、データ活用を実現できました』

AGRA導入に当たって

アグラ:実際の導入に当たって他のシステムとの比較はされたのでしょうか?

山本様:組織や事業内容が戦略的な資本業務提携などにより変化していく場合、システム開発を「ウォーターフォール型」で行ったとしたらどうなっていたでしょうか?
要件定義から、設計、実装、テストなど数年に渡り莫大な費用と人手を掛けて出来上がったシステムが、その時の会社の実態に合っているとは思えませんでした。
まさにこれから成長を目指していく会社にとっては、柔軟性が必要でした。

今村様:マスターデータの統合が課題でしたので、MDMシステムの導入も検討したのですが、現システムの技術的制限、導入の期間、コストの問題が残りました。
AGRAは「仮想統合」というコンセプトで、現状を変えずにスモールスタートで欲しい結果が得られるという点に感銘を受けて、採用しました。

AGRA導入による仮想統合の図

『過去26年分のデータを、マーケット情報として活用しています』

データ統合から攻めの経営戦略ツールへ

アグラ:AGRAを導入されてからの、実際の使用状況や効果を教えてください。

今村様:当社の主要事業の一つに物流施設の「マスターリース事業」があります。マスターリース事業とは、オーナー様に対して土地の有効活用を提案し、物流施設の建築・一括借り上げ・不動産利用者様へ転貸する事業になります。また、物流施設の賃貸管理、設備のメンテナンス、修営繕、改築などの一切を行います。 フォーマットや粒度の異なる様々な形式で社内に保有されていた過去数十年分のデータをAGRAにより統合し、さらに最新情報を加味する事によって、どこにどのような倉庫を設置するのが良いか、どれくらいの利回りで運用出来るか、適正な賃料はいくらか、など事業判断の基本となる数字が瞬時に可視化され共有出来る様になりました。
AGRA導入前は重要な経営情報の分析以前のプロセスに時間がかかり非常に苦労していました。
AGRA導入後は、直近の数値だけでなく、蓄積されたデータをも俯瞰できるため傾向値が常に動的に観測、予測できるのも大きなメリットです。

『数日掛かっていたデータ収集から展開までが今なら速やかに終わります。経営判断に必要なデータの作成の為に作業を増やす必要はありません。』

AGRAのオペレーション

アグラ:複数部門からの膨大なデータを集めて情報化をされておられますが、具体的にはどのようなオペレーションをされているのでしょうか?

今村様:過去数十年分というお話が出ましたが、そのデータ件数を合計すると1,700,000件以上になります。 さらに、それらのデータを更新する都度、会計システム上の全ての取引データや各業務システムのマスターデータ等が取り込まれていきますが、オペレーションは至ってシンプルです。短期間で導入できた各部門がもっとも使いやすく最適と思われる各種業務システムを選定しておりますが、それらのソフトウエアに経営分析データの作成のためのカスタマイズや設定変更は一切加えておらず、デフォルトの月次データはAGRAと連携するだけで、AGRAで設計した通りにバッチ処理されます。
その結果、データをフロントエンドのBIツールで自由に軸を変えて分析することが可能となり、意思決定者へ必要な数字がすぐに報告することができます。
今後、更に事業が拡大した場合でも、柔軟に対応できるでしょう。

  • 経営企画本部 ビジネスシステム部 今村啓一郎様 執行役員 経営企画本部
    本部長
    山本岳至様
  • 執行役員 経営企画本部 本部長 山本岳至様 経営企画本部 経営企画部
    インベストメントマネージャー
    上遠野知則様
  • 経営企画本部 経営企画部 インベストメントマネージャー 上遠野知則様 経営企画本部
    ビジネスシステム部
    今村啓一郎様

『成長のための組織変更の際に、データの整合性が失われないようなマスターの持ち方をパラメータで管理しています』

市場の変化を逃さない

アグラ:成長する組織を推進しつつ、日々増大するデータを活用し続ける秘訣を教えてください。

上遠野様:物流不動産業界は今まさに日々変化しており、当社の組織や部門もそれに対応していく必要があります。
組織変更によって、数字やデータの管理者が変わりますが、それに影響されないように、組織コードとは別にマスターデータをパラメータで管理しています。
過去に蓄積された経営資源であるデータと日々発生するデータの双方を把握することは企業の成長に不可欠です。将来を見据えて経営をするために、データの経営資源化を図れるAGRAは当社にとって不可欠なものです。

お客様プロファイル
株式会社シーアールイー
正式社名
株式会社シーアールイー
本社所在地
東京都港区虎ノ門2-10-1 虎ノ門ツインビルディング東棟
代表者
代表取締役社長 山下修平
事業所
厚木営業所、大阪営業所、福岡営業所
沿革
2009年12月
公共ロジスティックス株式会社を設立
2010年08月
株式会社コマーシャル・アールイー(1980年設立)より、事業系不動産管理事業の譲渡を受ける
2011年07月
株式会社天幸総建(1964年設立)を吸収合併
2014年06月
株式会社シーアールイーへ社名変更
2014年08月
ストラテジック・パートナーズ株式会社の全株式を取得し、連結子会社化
売上高
252億2,493万円(2015年7月期)
事業内容
物流施設の賃貸、管理、開発、仲介、及び投資助言
従業員数
149名(2015年7月末現在)
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